センサーを使えば湿度計の精度を飛躍的に上げられる

湿度計は一年中役になってくれます。

特に高温多湿な夏や乾燥しがちな冬場がある日本では季節を問わず重宝します。温度によって快適度は大きく変化します。暑すぎたり寒すぎたりすると快適指数は下がりがちですが、湿度によっても大きく左右されるのは意外な事実です。湿度を管理するのには湿度計が欠かせません。簡易的な湿度計を部屋に設置すればそれを目安に管理が可能です。そしてより精度を上げるためにはセンサーが必須です。

外部から取り付けられるセンサーなら、手軽に精度を求めることができます。湿度センサーには高分子抵抗式と高分子静電容量式の2種類があります。現在人気のあるのは高分子静電容量式ですが、どちらも湿分を吸湿・脱湿する感湿材を使って電極板を橋渡しする構造です。そして得られた電気信号を電気抵抗で捉えるのが高分子抵抗式湿度センサーです。一方電気容量で捉えるのが高分子静電容量式となります。電気抵抗式は比較的安価で、ノイズに強いのが特徴です。小型化するのも簡単で、ケーブルを短くするのも得意としています。

ただ原理上、10パーセントから20パーセント以下の測定が苦手という特徴もあります。一方の静電容量式は応答速度が速いのが魅力で、高温や低温度域での使用が可能です。特に低温度測定に優れます。ただ静電容量を測定しているのでノイズには弱く、ケーブルも太くなりがちです。どちらも購入は意外と簡単で、ショップなどで買うことができます。用途に応じた湿度計とセンサーを選んで、快適さを求めると良いです。

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